光る紙で”ピカッ”とあのキャラが夜の足元を照らす
”ヒカルカミ(光る紙)”なるものをスイッチサイエンスで購入しました。
フレキシブル有機EL照明で、薄くて曲げられます。 端子に配線をはんだ付けして単三電池を3本つなげば、ほら光る。
最初は子供のおもちゃや絵本に仕込んで何かしようと思いましたが、思った以上に明るいので暗い廊下を照らすセンサーライトを自作することにしました。LEDセンサーライトではなく有機ELセンサーライトということになる。
構成要素
- マイコン :ESP-WROOM-32
- 照度センサ :TSL2561デジタル光センサ
- 人勧センサ :PIRモーションセンサ
- リレーユニット :セロワン リレー回路 拡張基板
- 光る紙用の電源 :単三電池3本
- マイコン用の電源:USBから供給
センサ類は珍しい情報ではないので詳細は割愛(ESP-WROOM-32の場合はArduino IDEでインポートできるTSL2561の標準ライブラリでは動作しないようなので注意)。ESP-WROOM-32のプログラムも照度が低いときにモーションセンサが検知していたらリレーをオンするだけのもの。
リレーユニットはマイコン系の電源と光る紙の電源を分けるために使いました。 これはラズパイセロ用の拡張基板でSRD-5VDC-SL-Cが載っておりAC 250V/10A, DC30V/10Aでオーバースペックですが手元にあったので活用。
問題は筐体である。 日常で実際に使って運用したいので見た目も重要だが、3Dプリンタで作るといった手間もかけたくない。
そこで探して出会ったのがコイツ。
メルカリで時計機能が壊れて出品されていたものを発見し即購入。時計をくりぬいて中に回路を埋め込むことにした。ちょうど時計があったところからフレキシブル有機ELや各センサーが出るように固定すれば完成。
実運用へ
暗い廊下に設置して、歩いてみると
光ってお出迎え! 光る紙が面として光るのが良い感じ。ふつーにLEDでもいいんだけどね。
おしまい。